そらより

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どこか隠微で冷たい温もり。Christian Richterの廃墟写真シリーズ

      2016/04/06

幼い頃、近所に廃屋がありました。大きな木造の民家で、すでに屋根は抜け落ち、床板もほとんどむき出しの状態でした。

そこによく一人で忍び込んだものです。光の差し込む土間を抜け、土手を背にした狭い裏庭に出ると、湧水で出来た小さな池があります。灰青緑色のエビガニがたくさんいて、それをつかまえるのが目的でした。

しかし今思うと、半分は廃屋に忍び込むドキドキを味わいたかったのかもしれません。 住む者がないとはいえ、かつてそこには生活があり、人々の営みがあった。その記憶を残した空間に入り込むことには、どことなく禁忌を犯すスリルがあります。侵入を拒むように淀んだ空気の中、生の痕跡を目で追うと、今だから分かる、男女の秘め事に似た興奮が沸き上がってくるのです。幼いなりに、本能でその快楽を感じていたのでしょう。

さて、ドイツのフォトグラファーChristian Richterが、そんな廃墟の魔力を美しい写真シリーズにまとめ発表しています。ヨーロッパ大陸、合衆国を旅し、彼が切り取ったさまざまな無人の風景から、その一部をご紹介しましょう。さっきまでそこに人がいたかのような冷たい温もりを、どうぞまさぐってみてください。  

クリスチャンリヒター

▲出典:Christian Richter Instagram

 

 

クリスチャンリヒター

▲出典:Christian Richter Instagram

 

 

出典:Christian Richter Instagram

 


Christian-Richter-オフィシャルサイト Christian Richter オフィシャルサイト http://richterchristian.com/

 

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