屋上に移動した金魚一尾の睡蓮鉢ついに白い花が咲きました

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昨年5月に記事にした睡蓮鉢のその後をご報告いたします。

西荻窪の淡水魚店「いそっぷ/イソップ」さんから購入してきた6尾の金魚は結局1尾になってしまいました。植木鉢のかけらを避難所として設置したのですが、敵は1枚上手でした。

というか、想定していた相手とは別の生き物が金魚を狙っていたのです。それは野良猫。たまに塀の上を歩いているのを2階からうちのお猫様たちが見つけては興奮していたのを知ってはいましたが、まさか金魚が目当てだったとは。

1尾、2尾と数が減り、おかしいなと思っていたところ、逃げていく後ろ姿を見つけたのです。賢いもので水草を前足でごっそり引き出し、視界を確保していた痕跡がありました。たまに飛んでくるシラサギは冤罪。真犯人は野良猫でした。

さらに金魚間の栄養格差。前に飼っていたときもそうだったのですが、ノーマルな赤い金魚より、白い金魚のほうが生命力が強いのか、どんどんたくましくなっていきました。そしてついには体の小さい赤い金魚たちを追い回すように。

ある雨の日、赤い金魚が鉢の下の地面で動かなくなっていました。きっと外に安全な水たまりがあると勘違いして誤って飛び出してしまったのでしょう。そんなことが2回。2尾の金魚を失い、結局、その“ジャイアン”1尾となってしまいました。

さてさて、そんな野性の王国がわが家の玄関前で繰り広げられていたわけですが、冬を前にいよいよ水草の繁殖も衰え、すっかり水中が丸見えになりそうだったので、金魚鉢の置き場所を3階の屋上に移すことにしました。ここなら野良猫の襲撃の心配はありません。壁に囲われており、南に向いた壁際ならきっと冬でも暖かいと思ったからです。

とはいえ、東京郊外の平らな住宅街。冬は北風が容赦なく吹きすさび、朝の気温も0度を下回ることがしばしばです。おかげで睡蓮鉢もこのとおり。1月7日には5mmほどの氷が張りました。

 

suirenbachi2017_03

 

金魚は丈夫なもので真冬に外に出しておいてもへっちゃら、ということは知っていて、実際以前も大丈夫だったので生きてはいるだろうと思いました。しかしこの寒さ、きっとあいつも植木鉢のかけらの下で井伏鱒二のあのオオサンショウウオのようにじっと耐えているのだろうと想像すると、心にぽっと愛おしさがわいてくるのでありました。

さて、それから数ヵ月。ついにうれしいことが起きました。ずっと花をつけなかった睡蓮がやっと咲いてくれたのです。可憐で清楚な白い花びらに荘厳な浄土を思わせる黄色い雄蕊や雌蕊。見事なミニ睡蓮です。

 

suirenbachi2017_01

 

じつはこれ、睡蓮鉢用の鉢を購入した近所の建材屋さんから安くゆずってもらったものでした。当時はまだ睡蓮鉢がブームになる前でしたので、近所の花屋さんに睡蓮を見かけることはたまにしかありませんでした。そこでお目当ての睡蓮はネットで購入することにして、まずは鉢を地元のお店で調達しようということにしたのです。そして、行ってみたらそこの資材置き場にたまたま睡蓮があった。本来売り物ではないものを、1株買ってきたというわけです。

お店のご主人は「咲くよ」と言ってはいたものの、いただいた株が本当に花をつけるか保証はありません。思い返せばどんな色の花をつける睡蓮だったのかも聞いてはいませんでした。案の定、2年、3年、何年たってもいっこうに咲く気配を見せませんでした。

そこでためしに昨年秋、これまで小鉢に植えたまま浸してあった根を取り出し、睡蓮鉢の底に直接埋めてみました。もしかしたら屋上に置き換えたことで絶好の日当たりを得たのが功を奏したのかもしれません。とにかくのびのびとした環境となったことで安心したように花をつけてくれました。

 

suirenbachi2017_02

 

暖かくなり葉陰にこっそり姿を見せるようになった“ジャイアン”もどこかうれしそうです。「いそっぷ/イソップ」さんでもう1~2尾、新しい仲間を連れてきてやろうか。いまひそかに思案しているところです。

 

 icon-coffee 睡蓮鉢の最初のご報告はこちらです。

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