「そらよりの日々」 一覧

日常の出来事と思いを書いています。想い出や心に響いたことを記した「想ふこと在りて」、飼い猫への過剰な愛を綴った「ネコナデ」、新しい視点のヒントにしてほしい「視座ぶとん」、よい話ばかりを集めた「愛でたきこと」、若干センチメンタルな「故郷にて」で構成。そらよりらしさがもっともにじむカテゴリーです。

カテゴリ一覧

yobina

失った父の呼び名

  息子が、1歳5ヵ月の娘に「お父さん、お母さん」と呼ばせると決めました。 多くの親が迎える決断の一つ。僕らも息子に、そのように呼んでもらったので、わかるような気がします。「パパママ」「父ち ...

takashimaya1

物価の歴史資料:昭和8年通販でお取り寄せできた夏物商品の価格

  昭和初期の高島屋の通販 Amazonでなんでも購入できてしまう便利な時代、と感心していたら、じつは80年以上も前から通販は元気でした。実家の物置を片付けたら出てきた古い時代の新聞。そこに ...

bokuenshuicat

昭和8年、新聞が伝えた煙幕の防空演習は何だったのか?

  ミサイル攻撃に備えるべし! 北朝鮮のミサイル攻撃を想定した避難訓練が各地で実施されています。 2017年9月28日には秋田で、同年12月1日には福岡で、そして2018年1月22日には東京 ...

kakejiku

床の間に掛けていた古い掛け軸が出てきたのはいいが

  年末年始に実家の物置を片付けたら昭和8年の新聞が出てきた話は先日記事にしました。 じつはその日、こんな物も発見していました。 古い掛け軸です。     左は鍾馗様、右 ...

tooihanabi

母と、遠い打ち上げ花火。

  母の実家には大きなクルミの木がありました。すぐ目の前は崖で、下はゆるやかな坂道です。高台の林地が終わり、開けた扇状地がはじまる。その境目が母の実家でした。 ある年の夏まだ小学生だった母は ...

shomintosenso01

昭和8年武勇と恋情が躍る新聞広告の裏で戦争が笑っていた

  年末年始に物置を片付けていたら昭和8年8月4日の新聞が出てまいりました。新聞社は毎日新聞の前身である東京日日新聞。現在は2018年のはじまりですから、およそ84年前のものとなります。 そ ...

kizudarakenojinsei

鶴田浩二さんゴメンナサイ。昨晩、僕ら夫婦は不謹慎でした

  寝しなの夫婦の会話。 「背中が痛くて寝がえりが打ちにくいの。右を…左を…って感じ」とつれあい。 「鶴田浩二の歌にそんなのあったな。題名は何だっけ?」と僕。   * 「なんか『男 ...

dotabatajiji

息子夫婦を訪ねるも玄関で撃沈する、の巻

  近所に住む息子夫婦のもとへリンゴを届けた。 義父が栃木の農家まで車で買い出しにいき、わが家に箱入りでおすそ分けしてくれる。この時分の恒例行事だが、今年は生後15ヵ月になるひ孫がリンゴを丸 ...

Kierkegaardeye

絶望する少年少女たちへ――僕がキェルケゴール「死に至る病」から学んだこと

  数年前、事務所を解散し鬱々とした日々を送っていたころ、その本に出会った。 あれはブックオフだ。揺るぎないものにすがりたくて、岩波の古典の棚の前に立ち偶然目にしたのがキェルケゴールの「死に ...

nekonade008

(ネコナデ008)ただひたすらに撫でられるのがお好きなパステルミケ娘様

  5歳も半年が過ぎましたわが家のパステルミケ娘様。最近は意思表示のレベルが格段にアップしまして、イスに座りパソコンに向かっておりますと、ニャアニャアおねだりしてまいりまして、そこを無視しま ...

anmokuchi

あなたは「暗黙知」を受け継いでいますか

  失われる「暗黙知」 仕事の現場において優れた能力を発揮するひとは、ほかのひととどこが異なるのでしょう。 きっとその能力は、AIがディープラーニングで高度な判断力を獲得しているように(例え ...

blade-runner-2049

飢えし者には芸術でも与えておけ――ブレードランナー2049に贈る讃として

  飢えし者には芸術でも与えておけ さらば一瞥ののち貪り食らうであろう   * Matt Howard   平日の午前、新宿で「ブレードランナー2049」を観てきました。 ...

chukanabe

あなたは中華鍋をどこまで洗いますか?

  お宅では中華鍋をどこまで洗っていますか? 先日、クレンザーをつけタワシでごしごしやっていると、わがつれあいが「そんなに洗わないで」と顔をしかめました。理由をたずねると「料理の食材がこびり ...

touchup

タックスヘイブンはタッチアップなのか?という僕の留飲

  小学生のころはまだ目と脳と手足がうまくつながっていなくて、なかなかの運動音痴でした。体育の通信簿は5段階評価で毎学期「3」。それでもどこか見どころがあったのか、学校のソフトボールチームの ...

nekataeye

夫婦で一つのベッド「狭き15分」と「愛の37分」とは!?

  結婚当初、約束したことの一つに「ケンカしてもいっしょのベッドに寝ること」というものがありました。言葉を交わさなくても触れ合いさえ守ればきっと仲直りできるという彼女の知恵によるものでした。 ...

kusakarieyec

僕の休耕田の刈り方と草刈機(刈払機)の操作方法

  週末の台風を避け、平日に実家の休耕田の草刈りをしてきました。今回はある1日の作業をベースに、僕の草の刈り方と草刈機(刈払機)の操作方法をご紹介します。草刈り初心者の方のご参考になれば幸い ...

kaki

渋柿と甘柿と、青空とキジ

  子どものころ、柿はわざわざ収穫にいくものでした。耕運機で5分ほど走った畑の奥に数本の木があり、高く伸びた枝先には、青空を背景に黄色い実がたわわになっていました。   &nbsp ...

kaihyosokuho

日本のいまが見えてこない残念な衆議院総選挙開票速報

  2017年10月22日日曜、衆議院議員総選挙が行われた。民進党の分裂により誕生した立憲民主党がサイレント・マジョリティに熱い声をあげさせた点において、歴史の節目となるべき国政選挙ではなか ...

hanazo

紀貫之先生、なぜ桜ではなく梅なんですか?そのもう一つの答え

「花ぞ」の花は梅 東進の「全国統一中学生テストTVCM」で、先生が板書をしながら生徒に注意をうながします。 「この、花ぞの花は梅だからな」 すると一人の生徒が手を挙げ質問します。 「なぜ桜じゃなくて梅 ...

kuchibue

うちの子は口笛を吹く

  子どものころ、口笛を吹くと祖母に叱られたものだ。泥棒が相棒を呼ぶ怖いもの、と教えられた。でも、一人で下校するとき、暗い雑木林でさみしくないぞとばかりに大きな音で口笛を鳴らした。友だちと歌 ...

memoryoftheplace

むかし古いお堂のあったところ

  薄暗い部屋のなか、老婆たちが車座になり念仏を唱えている。じゃらじゃらと音がするので目を凝らすと、全員の膝の上に大きく黒光りした玉が載っていた。左から右へとリズミカルに移動する玉。一つの大 ...

kazuoishiguro

カズオ・イシグロの2冊と僕が子ども時代を語る理由

僕はカズオ・イシグロの本を2冊しか読んでいません。「日の名残り」と「わたしを離さないで」です。しかし、彼の小説家としての動機は、作品をとおして僕の心を揺さぶり、僕が子どものころの郷愁を言葉に残す出発点 ...

shokupan

食パンの、美味しい想い出

子どものころ、家は農家で、田植えや稲刈りの時分にはお昼ごはんをつくる暇がなくなります。するとよくお店から買ってきたパンが用意されました。     たのしみだったのがサンドイッチでし ...

secretgarden

秘密の中庭

初恋の話をしようと思います。 中学1年生のころ、なんとなくいいなと思う女の子がいました。やせていて背が高く、主だったグループからはちょっと距離を置いている。笑顔を見せることはあまりなく、謎めいた視線が ...

countrydialect

消えつつあるこごろましい故郷の言葉

  中学2年生のとき、新任の女先生が口を酸っぱくして言ったのが「正しい言葉遣い」でした。なにしろ田舎で、海辺の村でしたから、大人たちは気性が荒く、言葉も乱暴でした。子どもたちも当然、それに準 ...

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