「そらよりの日々」 一覧

日常の出来事と思いを書いています。想い出や心に響いたことを記した「想ふこと在りて」、飼い猫への過剰な愛を綴った「ネコナデ」、新しい視点のヒントにしてほしい「視座ぶとん」、よい話ばかりを集めた「愛でたきこと」、若干センチメンタルな「故郷にて」で構成。そらよりらしさがもっともにじむカテゴリーです。

カテゴリ一覧

dotabatajiji

息子夫婦を訪ねるも玄関で撃沈する、の巻

  近所に住む息子夫婦のもとへリンゴを届けた。 義父が栃木の農家まで車で買い出しにいき、わが家に箱入りでおすそ分けしてくれる。この時分の恒例行事だが、今年は生後15ヵ月になるひ孫がリンゴを丸 ...

Kierkegaardeye

絶望する少年少女たちへ――僕がキェルケゴール「死に至る病」から学んだこと

  数年前、事務所を解散し鬱々とした日々を送っていたころ、その本に出会った。 あれはブックオフだ。揺るぎないものにすがりたくて、岩波の古典の棚の前に立ち偶然目にしたのがキェルケゴールの「死に ...

nekonade008

(ネコナデ008)ただひたすらに撫でられるのがお好きなパステルミケ娘様

  5歳も半年が過ぎましたわが家のパステルミケ娘様。最近は意思表示のレベルが格段にアップしまして、イスに座りパソコンに向かっておりますと、ニャアニャアおねだりしてまいりまして、そこを無視しま ...

anmokuchi

あなたは「暗黙知」を受け継いでいますか

  失われる「暗黙知」 仕事の現場において優れた能力を発揮するひとは、ほかのひととどこが異なるのでしょう。 きっとその能力は、AIがディープラーニングで高度な判断力を獲得しているように(例え ...

blade-runner-2049

飢えし者には芸術でも与えておけ――ブレードランナー2049に贈る讃として

  飢えし者には芸術でも与えておけ さらば一瞥ののち貪り食らうであろう   * Matt Howard   平日の午前、新宿で「ブレードランナー2049」を観てきました。 ...

chukanabe

あなたは中華鍋をどこまで洗いますか?

  お宅では中華鍋をどこまで洗っていますか? 先日、クレンザーをつけタワシでごしごしやっていると、わがつれあいが「そんなに洗わないで」と顔をしかめました。理由をたずねると「料理の食材がこびり ...

touchup

タックスヘイブンはタッチアップなのか?という僕の留飲

  小学生のころはまだ目と脳と手足がうまくつながっていなくて、なかなかの運動音痴でした。体育の通信簿は5段階評価で毎学期「3」。それでもどこか見どころがあったのか、学校のソフトボールチームの ...

nekataeye

夫婦で一つのベッド「狭き15分」と「愛の37分」とは!?

  結婚当初、約束したことの一つに「ケンカしてもいっしょのベッドに寝ること」というものがありました。言葉を交わさなくても触れ合いさえ守ればきっと仲直りできるという彼女の知恵によるものでした。 ...

kusakarieyec

僕の休耕田の刈り方と草刈機(刈払機)の操作方法

  週末の台風を避け、平日に実家の休耕田の草刈りをしてきました。今回はある1日の作業をベースに、僕の草の刈り方と草刈機(刈払機)の操作方法をご紹介します。草刈り初心者の方のご参考になれば幸い ...

kaki

渋柿と甘柿と、青空とキジ

  子どものころ、柿はわざわざ収穫にいくものでした。耕運機で5分ほど走った畑の奥に数本の木があり、高く伸びた枝先には、青空を背景に黄色い実がたわわになっていました。   &nbsp ...

kaihyosokuho

日本のいまが見えてこない残念な衆議院総選挙開票速報

  2017年10月22日日曜、衆議院議員総選挙が行われた。民進党の分裂により誕生した立憲民主党がサイレント・マジョリティに熱い声をあげさせた点において、歴史の節目となるべき国政選挙ではなか ...

hanazo

紀貫之先生、なぜ桜ではなく梅なんですか?そのもう一つの答え

「花ぞ」の花は梅 東進の「全国統一中学生テストTVCM」で、先生が板書をしながら生徒に注意をうながします。 「この、花ぞの花は梅だからな」 すると一人の生徒が手を挙げ質問します。 「なぜ桜じゃなくて梅 ...

kuchibue

うちの子は口笛を吹く

  子どものころ、口笛を吹くと祖母に叱られたものだ。泥棒が相棒を呼ぶ怖いもの、と教えられた。でも、一人で下校するとき、暗い雑木林でさみしくないぞとばかりに大きな音で口笛を鳴らした。友だちと歌 ...

memoryoftheplace

むかし古いお堂のあったところ

  薄暗い部屋のなか、老婆たちが車座になり念仏を唱えている。じゃらじゃらと音がするので目を凝らすと、全員の膝の上に大きく黒光りした玉が載っていた。左から右へとリズミカルに移動する玉。一つの大 ...

kazuoishiguro

カズオ・イシグロの2冊と僕が子ども時代を語る理由

僕はカズオ・イシグロの本を2冊しか読んでいません。「日の名残り」と「わたしを離さないで」です。しかし、彼の小説家としての動機は、作品をとおして僕の心を揺さぶり、僕が子どものころの郷愁を言葉に残す出発点 ...

shokupan

食パンの、美味しい想い出

子どものころ、家は農家で、田植えや稲刈りの時分にはお昼ごはんをつくる暇がなくなります。するとよくお店から買ってきたパンが用意されました。     たのしみだったのがサンドイッチでし ...

secretgarden

秘密の中庭

初恋の話をしようと思います。 中学1年生のころ、なんとなくいいなと思う女の子がいました。やせていて背が高く、主だったグループからはちょっと距離を置いている。笑顔を見せることはあまりなく、謎めいた視線が ...

countrydialect

消えつつあるこごろましい故郷の言葉

  中学2年生のとき、新任の女先生が口を酸っぱくして言ったのが「正しい言葉遣い」でした。なにしろ田舎で、海辺の村でしたから、大人たちは気性が荒く、言葉も乱暴でした。子どもたちも当然、それに準 ...

iine696

Twitter(ツイッター)で僕が「リツイート」ではなく「いいね」を選ぶとき

Twitterで「リツイート」されるとうれしいですよね。「拡散希望」「RT」などと付記して投稿する人もいます。でも閲覧する側からすると、これは「リツイート」ではなく「いいね」に留めておこうと思うことが ...

issyopan

一升餅ならぬ一升パン!1歳の誕生日に超特大パンがやってきた!

孫の1歳の誕生日に、息子夫婦が一升パンをネット注文しました。お嫁さんのご両親を招き、こじんまりとしたパーティをわが家で開くことになっていたので、それがうちに届いたのですが、あまりのデカさにびっくりでし ...

tsumiki01

息子が使った30年前の積み木を洗う

古い積み木を物置きから取り出し、洗いました。初めて授かった息子のために30年前に購入し、その後産まれた娘と二人がお世話になった積み木です。 さんざんなめ回し、積んでは崩し、プラレールの街になり、やがて ...

konrinzai

金輪際と僧

昔、一人の僧がいた。岩と砂の大地を西へ、西へと歩いていた。 腹の底をえぐるようなひもじさと酷暑極寒の鞭打つような痛み、森や夜の闇に潜む獣と幻影の恐怖に耐え、ただ前へ。まるで生と死の淵を彷徨うような旅を ...

yamakagashi

少年たちの神となったヤマカガシ

僕はヘビが苦手です。あのヌメっとした棒がくねくねと前へ進む異様な姿に怖気を覚えます。しかしドジョウやウナギはぜんぜん平気なので、やはり子どものころの教えがその後のヘビ嫌いを育てたのだと思います。 &n ...

kaiitan03_1

怪異譚 | 玄関向こうの虚ろな「こんばんは」と墓山からの呼び声

僕が体験した不思議なこと、じっさいに見たこと、聞いたことをご紹介しています。第3回は虚空から放たれた声のお話です。   くつろぎの時間を一瞬で凍らせた「声の訪問者」 Jeroen Andel ...

ai

AIが共謀罪を容赦なく告発するすばらしい新世界

  Sean Brown   空想は現実へ 家庭用ロボットの誕生を持ち出すまでもなく、すぐれたSF作家が言語化した未来は、遅かれ早かれ実現されるものと思っています。 フィリップ・K ...

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.

Copyright© そらより , 2017 AllRights Reserved.