美登利寿司で初めてパーフェクトな注文ができました。
美登利寿司はセットメニューが豊富で、うっかりすると寿司ねたが重複してしまいます。カウンターに座り単品で注文すればよいのですが、家族3人で訪れた場合、テーブル席が好ましい。となると注文がかんたんなセットメニューへとつい手が伸びてしまいます。
これまでは「特上にぎり三つに、このセットふたつに、各自好きなものを」というような頼み方をしていて、被ったねたは「これあげるから、そっちちょうだい」などとやっていました。そうするとわが家で人気のないエビや玉子などは最後まで残り、結局それぞれが分担処理し、お腹が不本意な形で満ちてしまうのがオチでした。
今回はつれあいと娘が「味を堪能できた最高のチョイス」と太鼓判。大人三人(男一人、女二人)がジャスト満腹になれた注文例をご紹介します。
※ここでは1個を1貫と表記しています
席に着きまずお飲み物の注文
僕とつれあいはとりあえず生ビール、娘は冷酒を注文しました。今日のお通しはまぐろのほぐし身甘辛煮。汁の染み出る濃厚な味付けが酒の肴にぴったりです。
スタートからうにの軍艦巻
喉を潤し、準備運動を済ませたところで、さて寿司の注文です。
通からお叱りをうけそうですが、まずはわが家にとって最も贅沢な品から堪能することにしました。
回らない寿司に行けるのはめったにありません。今回はなんと約2年ぶりの美登利寿司。家計からではなく、パパの懐からの大盤振舞ということもあり、リミッターを外し、娘が大好きなうにの軍艦巻を1貫ずつ注文しました。
うにの美味しさはもちろんですが、ここは海苔の風味がすこぶるよろしい。全身に「美登利寿司に来たよ~」の触れが走ります。
極上まぐろづくしでど真ん中を押さえる
寿司といえばやはりまぐろの赤身、中トロ、大トロです。ここはしっかり押さえておきました。赤身はよそでいうところの中トロクラス。酸味がしっかりありながら、口の中でふわっととろけていきます。
テーブル脇のガリをたっぷりゲタに取り、口中の脂をぬぐうのをお忘れなく。
このセットには茶碗蒸しが1個付いていました。
炙り塩レモンセットで夏らしく
昼は35度を超える猛暑。季節にあわせ野趣にあふれた炙りのにぎりとさっぱり塩レモン風味のにぎりのハーフセットを注文しました。それぞれ3貫ずつなので計6貫。三人で分け合うのにちょうどよい個数です。
僕はエビにチーズを載せて炙った握りがまろやかでとても美味しかったです。つれあいは帆立の塩レモン、娘は炙りサーモンがお気に入りとのことでした。
和の光物づくしでさっぱりと
こはだ好きなつれあいのリクエストで光物づくしを注文しました。僕もあじ、いわしは是非ものなので被りなし。
淡白な味わいでするする入っていきました。
お好みの注文は少なめ
前述のセット注文3品をほぼ半分ほど食べたところで各自お腹と相談し、単品をまとめて注文しました。
僕は赤身2貫とシャコ(タレ)1貫、かんぱちの握り1貫。つれあいはうにの軍艦巻1貫とほたての握り1貫(LINE登録すると200円が130円になる今日のサービス品)。娘はうにの軍艦巻1貫と大赤海老1貫です。
お会計
つれあいと娘はうにで〆、三人で全34貫を完食。
ほかサービスのしじみのお味噌汁も美味しくいただきました。僕は無料のおかわりであるわかめのお味噌汁も1杯頂戴しました。
また冷酒も1合追加。
お値段は消費税別で1万480円でした。コスパもよろしいのが美登利寿司ですが、今回もお財布にやさしかったです。
成功のポイント
今回はこれまで必ず注文していた鯖の棒寿司セットと穴子を外しました。いずれもボリューム感たっぷりの品であり、それを味わいのバリエーションへと変化させたことが功を奏したように思います。美登利寿司のさまざまな趣向をたのしめたことが大きな満足感につながりました。
腕の立つ板さんがしっかり握っている店は、その調べに味覚を傾けること。当たり前のことがようやく腹落ちした今回の美登利寿司でした。
梅丘寿司の美登利」のホームページはこちら
https://www.sushinomidori.co.jp/