妻が髪型を変え若返ったとき夫は

投稿日:2018年3月12日 更新日:

めずらしく髪を伸ばしていたつれあいが美容院でバッサリ切ってきた。

もともとショートボブがお似合いで、ずっとその髪型だったのだが、昨年の秋ごろから、どんな心境の変化か伸ばし始め、肩より下にまで達していた。

近所まで買い物に出かけたときなどパーカーのフードにかかるポニーテールがボーイッシュ(本人はマニッシュと呼ぶ)で、なかなかイかしているとひとりごちていた。それがまたもやイメージチェンジを図り、今度は耳が出るくらいのベリーショートにしてきたのだ。しかもクルックルのパーマである。

最初はちびまる子のお母さんのように見えたが、それは口にせず「思い切ったねえ」と言うにとどめた。こころのなかでは正直「老け過ぎでは」と思っていた。

しかし2日、3日と時間が経過し、パーマが馴染んでくると、なんだか可愛いのである。

 

shortperm

ian dooley

昔、娘を保育園に送っていた頃、お友達の一人がよく話しかけてきた。その娘の決まり文句が「ねえ、ねえ、まゆちゃんねえ」だった。それから延々と彼女の“今日”が語られるのだが、その人懐っこさがなんとも可愛かった。

ぜんぜん伝わらない例えなのだけど、パーマにしたつれあいはその「まゆちゃん」に似ていた。具体的にコレと指し示すことはできないのだが、強いて言葉にすれば「あどけなさ」である。赤ちゃんの柔らかい巻髪を無意識に連想しているのかもしれない。

ああ、ここまで綴って気が付いた。そうそう「ふしぎなメルモ」に似ているのだ。

もともと若く見え、歳が一つしか違わないのに、よそ様からはひと回りも下に間違われた。「若い奥さんで…」と冷やかされたものだが、それを本人に伝えるとたいそう気をよくし「感謝しなさい」まで言われた。それが今回の“メルモ化”である。もはやひれ伏さんばかりの格差が生じたかっこうだ。

じつは相当萌えている。その気持ちを見透かされそうで顔を会わせるのが恐いのだが、それはそれで変なのでしっかり目を見て話すようにしている。コンマ1ミリレベルの苦しさが、まるで恋の始まりのようにこころを焦がす。うなじなどは堂々と眺められるので、キュンキュンしっぱなしだ。完全に挙動不審なオヤジである。

わが家では先にお風呂に入る人が寝室を整え夫婦のパジャマと着替えを持ってくるルールだ。しかし昨夜はそれを僕がやりながら彼女に先を譲った。

些細なことだが、それくらいの親切はしていい、新しい髪型だ。

 

スポンサーリンク

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

sunnydayfunny

昭和半ば生まれのおじさんです。妻と娘と猫と金魚と東京西部にひっそり暮らしています。息子夫婦に孫娘ちゃんもいます。「くらしとこころにそらより」うるおいを降り注ぐ記事をめざしています。

お役立記事

sheet13 1
gretel 2
issyopan 3
ichirinsha00 4
掃除機ヘッド掃除アイコン 5
sentakki_door03 6
スプレー容器 7
求人広告250 8
rakuchinpack01 9
EGT260DX01 10
doshisha_chair 11
babyfence09 12
kusakarieyec 13
布団乾燥機アイキャッチ 14
パスワード作成 15

-そらよりの日々, 愛でたきこと
-

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.

Copyright© そらより , 2018 All Rights Reserved.