そらより

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人気に目が眩んだ僕はどのようにコードレスハンディクリーナー(掃除機)選びに失敗したか

      2016/05/27

 

本当は「使ってみた」「おススメ」とかいう記事を書くつもりでした。でも1ヵ月試してみて、ああ失敗しちゃったなあ、という思いが募っています。よく調べもしないで、人気商品というだけで選んだ結果でした。そこでみんな冷静によく考えてと警鐘を鳴らすために、コードレスハンディクリーナー(掃除機)の購入前に、ここだけはぜひ検討してほしい七つのポイントを書きます。

 

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ちなみにスペックは
・内臓リチウムイオンバッテリー約10V
・約3時間フル充電での連続使用時間は強モード約7分、中モード約10分、弱モード約20分
・強モードで砂粒や髪の毛を吸引
となっており、広く公表されていた情報です。

またお猫様2匹を飼っており、抜け毛などが多いため床掃除は毎日行っています。

 

(検討しよう1)ワンルームか、戸建てか

まずそらよりにはコードレスハンディクリーナー(掃除機)への過信がありました。電気自動車が市販され、モバイル機器全盛の時代です。「いまどきのモーターはパワーが違う」「いまどきのバッテリーは持ちが違う」なんとなくそう思い込んでいました。だから価格比較サイトで人気ナンバーワンの機種を「これ安いじゃん」と勝利宣言でもしたかのようにポチッとしたわけです。

しかし冷静になって考えてみればわかること。いや広告で予め念を押されていたことでさえありました。そう、パワーと持続力は二律背反なのです。

具体的に言えば、もしも掃除をする部屋がワンルームであれば強7分モードで隅々までグングン吸い込めるかもしれません。我が家は3階建てです。使い始めた初日、中10分モードで試したところ3階全フロアと3階から1階までの階段を終えたところで力尽きました。

 

住宅イメージ

▲住宅イメージ

 

じつはこのとき電源のオン・オフを繰り返していました。モーターが最も電力を消費するパターンです。そこで電源を切らず連続使用で中10分モードをやってみました。階段から1階フロアの半分まで進めました。

何度か試して、結局落ち着いたのは弱20分モードでの連続使用。スペックどおり最も長く使用できるパターンです。しかしこのモードでも3階と2階の全フロア、階段を大急ぎで吸い込むのが精いっぱいで、1階は諦めなくてはなりませんでした。つまりどう転んでも弱20分モードでわが家を掃除するのには無理があったのです。

ここでそらよりからの提言です。検討しましょう。あなたのお宅はワンルームですか、戸建てですか。掃除におよそ何分かかっていますか。そういえば、フローリングワイパーでも25分以上はかかっていました。なぜ最初にそれを検討してみなかったのか。悔やまれます。ホント、人気に目が眩んでいました。みんながよいからといって自分によいとは限らない。今回得た教訓です。

 

(検討しよう2)目立つゴミか、埃や毛か

さて、そんなわけでそらよりは弱20分モードでの使用を隔日で行うことにしました。間の1日は従来通りフローリングワイパーです。これでハンディクリーナーでは手つかずの1階をカバーします。

ここで大きな不満が生まれました。埃や毛は吸い込めても、比較的大きなゴミが吸い取れないのです。

そもそもハンディクリーナーを購入した目的は、猫用トイレの紙砂から発生する微細な紙屑、猫のフケなどの掃除でした。フローリングワイパーでは階段の隅や柱と床の継ぎ目などに白い粉状のものが溜まりやすく、2週間に一度ほど大型掃除機で吸い取っていました。これが面倒でハンディクリーナーを、となったわけです。

角の白い粉

▲柱と床の継ぎ目に溜まった白い粉状のゴミ

 

この点においては満点の出来映えでした。コードレスってなんて手軽なんだろうと小躍りさえしたほどです。

しかし、そのまま部屋の床に移った途端、非力さが露呈しました。猫の抜け毛程度なら問題なく吸い取ります。しかし弱20分モードでは抜け落ちた猫の爪さえ吸い込めません。猫用トイレの紙砂など到底無理。フローリングワイパーと同じように器用に押し集めて、指でつまみ、ゴミ箱に捨てなくてはなりません。

猫の爪と繊維質の塊

▲猫の爪と繊維質の塊

 

あなたはパワフル7分にすればよいと思うかもしれません。問題はそこです。ただでさえバッテリーぎりぎりでやっているのに、スイッチのオンオフを繰り返していたら途中で切れてしまうんです。この縛りはなかなかにストレスです。

ここでそらよりからの提言です。検討しましょう。あなたが掃除したいものは目立つゴミですか、埃や毛ですか。吸引力と連続使用時間のスペックをよくお確かめください。うちの機種は「強モードで砂粒や髪の毛を吸引」とありました。安心ではありません。それはバッテリーを急速に消耗するモードなのです。

 

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(検討しよう3)フローリングか、カーペットか

一般的にフローリングはゴミの吸い込みに抵抗が少なく、低出力モードで対応可能です。しかしカーペットのゴミを吸い取るにはそれなりのパワーとヘッド部分の工夫が必要となります。

カーペットの掃除イメージ

▲カーペットの掃除イメージ

 

うちの機種はフローリングでは滑るように軽快に動いたヘッドでしたが、カーペットに乗った途端に動きが重くなりました。じつはヘッドの接地面に埃をブルドーザーのように押すゴムのヘラがついていて、これがカーペットの繊維との間に摩擦を生んでいました。バッテリーの持ちの問題から中10分モード、強7分モードに変えてチャチャッと済ますわけにもいかず、ずっとヘッドが重いまま。カーペットの掃除は速攻諦めました。

ここでそらよりからの提言です。検討しましょう。あなたのお部屋はフローリングですか、カーペットですか、どちらの面積が多いですか。もしもカーペットが多いのなら、パワーと連続使用時間、そしてヘッドの構造について、よく吟味する必要があります。

 

(検討しよう4)メイン機か、サブ機か

そらよりは当初、ハンディクリーナーを掃除のメイン機に据えるつもりでした。しかしパワーと持続力の二律背反からわが家には向いていない機種だったことに気付きました。そこで俄然輝きだしたのが、重く武骨で融通の利かないパワフルだけが取り柄の従来機Dでした。

狭い階段などでは本当に扱いにくく、ハンディクリーナーに道を譲らざるを得ないのは事実ですが、安心のコード付き。どんなに働かせても、途中でパワーがダウンすることはありません。しかもヘッドにブラシが付いていて、それが回転することでカーペットに入り込んだゴミやしつこく絡まった髪の毛も強力に吸い取ってくれます(まるでCMのようですが)。

またハンディクリーナーでゴミパックを交換する際、新聞紙を広げても、どうしても細かい埃がこぼれ落ちるもの。そのときバッテリーを使い切った状態であることに気付き「アラどうしましょ」となりました。従来機Dを取り出し、吸い込みましたが、もしもこれがハンディクリーナーだけだったら、フローリングワイパーのシートを無駄にするか、雑巾で拭わなくてはならなかったでしょう。細かいことですがストレスの一因です。

ゴミパックからこぼれた埃

▲ゴミパックからこぼれた埃

 

ここでそらよりからの提言です。検討しましょう。あなたが購入しようとするハンディクリーナーはメイン機ですか、サブ機ですか。もしもわが家にたった1台のメイン機にするのなら、できないことをしっかり把握しておいてくださいね。

 

(検討しよう5)絡み付く毛、スジとなって残る埃

ヘッドの部分の構造的な問題にも、ちょっとイラついています。フローリングを滑りやすくと考えられた小さなプラスチックのローラーに猫の毛が絡み付くのです。掃除の最後に必ず手でむしり取らなくてはなりません。もともと家電品のメーカーではないので、使い勝手の細かい点が行き届かないのは致し方ないのかもしれません。でも、これはちょっと致命的。

ヘッドに絡み付く猫の毛

▲ヘッドに絡み付く猫の毛

 

またバッテリーが消耗したり、ゴミパックがいっぱいになり吸引力が落ちると、ヘッドを移動させた後に埃のスジが残るようになりました。これは先述のようにヘッドにゴムのヘラが付いていて、その押し出した埃が吸い込めないためでした。

ここでそらよりからの提言です。検討しましょう。ヘッドの構造は掃除機の要の一つ。パワーや持続力だけではない隠れた使い勝手も十分吟味したいものです。

 

(検討しよう6)意外に高価な交換バッテリー

購入価格は1万円をちょっとオーバーするくらいでした。人気の理由はそんなお求めやすさにもあったのかもしれません。でも、それは本当に安かったのだろうか。

たとえばバッテリーです。うちの機種は充電式ですが、永遠に使えるわけではありません。いつか畜電力が弱まり交換しなくてはなりません。いったい何回まで充電できるのでしょう。説明書を読むと「耐用充電回数約500回」とありました。

わが家のペースで使っていくとおよそ3年で寿命がくる計算です。次の3年間は新たなバッテリーを購入する必要があります。購入方法の記載がなかったのでサポートに電話で問い合わせたところ「定価税別で6400円」ということでした。どのリチウムイオンバッテリーでもよいわけではなく、メーカー専用品だそうです。安くならないかとネットを当たってみたところ税別・送料別で5120円で入手可能なことがわかりました。

さてこれを掃除1回当たりのコストで計ると最初の3年間は本体費用も含めて約20円、次の3年からは最低でも10円となります。おやおや。近所のスーパーでフローリングワイパーのドライシートを購入すれば30枚セットが100円を切る価格で手に入ります。1回の掃除にかかるコスト、こちらは約3円です。

掃除1回当たりのコスト

▲掃除1回当たりのコスト

 

ここでそらよりからの提言です。検討しましょう。本当にハンディクリーナーが必要でしょうか。フローリングワイパーでもよいのではないでしょうか。もう一度、コストとメリットを吟味してください。

 

(検討しよう7)本体と付属品の置き場所

ハンディクリーナーはさっと取り出せて、すぐ使えるのが最大のメリットです。もしも納戸にしまい込んでしまったら、その機動性は大きく損なわれることになるでしょう。

そこで問題となってくるのが置き場所です。わが家は幸い目につかないところに掛けることができましたが、なかなか難しいケースも出てくるのではないでしょうか。

収納場所イメージ

▲収納場所イメージ

 

電源アダプターやアタッチメントの保管場所も考えなくてはなりません。バッテリーの過充電は禁物ですから、充電が済んだら、電源アダプターは抜いてどこかにしまっておかなくてはなりません。またアタッチメントは付属品が1点、本体にセットしたままにできますが、新たに購入したものは同じくしまっておく場所が必要でした。わが家では布製の袋を用意し、説明書と予備のゴミパック、電源アダプター、新たに購入したブラシ付き吸い込み口を入れて、本体のそばに吊るしてあります。リビングから見えない場所にあるとはいえ、これはスマートではありません。

ここでそらよりからの提言です。検討しましょう。本体は、付属品はどこに置きますか。手軽に使いたいものだから、実は見過ごせない問題です。お部屋が見苦しくなってしまっては「お部屋をきれいに」という本来の目的が台無しですよね。

 

見当ポイントのまとめ

さてここまで七つの視点で検討ポイントを示してきましたが、1ヵ月使ったそらよりは今ならこう結論付けます。

・お金に余裕があるならばバッテリーパワーの大きい機種を購入すべし。

・1万円前後の価格帯の機種なら、お部屋がワンルームのフローリングで、埃や毛を吸い取るために使うなら掃除のメイン機として使える。そうでなければサブ機と割り切り、コード付きの掃除機は残しておきたい。

・できれば購入前にヘッドをチェック。毛を巻き込まないか、吸引力をカバーする工夫があるかなど。

・ランニングコストを計算してみよう。フローリングワイパーより高いことと引き換えとなるメリットは何?

・納戸にしまい込みいずれ掃除がおっくうになるくらいなら、ない方がまし。

以上、コードレスハンディクリーナー(掃除機)選びに失敗しないための検討ポイントでした。

バッテリーパワーの大きい機種を選べばそらよりが抱える問題のいくつかは解決していたでしょう。でもわが家にとって価格も重要なファクターだったのです。当初目論んでいた、階段や隅のゴミを除去するのに1万円前後なら出せるけど、3万円はちょっとというコスパの壁がはだかっていました。この記事はそんな悩ましい事情を抱える方々のために書きました。お金さえ出せばなんとかなる。そうではないんですよね。

 

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