一輪車(手押し車・ネコ)のタイヤがパンクしたので交換しました。
ゴムネジを替えてみたのですがすぐに空気が抜けてしまい、これはチューブに穴が開いていると判断。穴をふさぐ手間が面倒なのでタイヤごと替えることにしました。
ホームセンターで768円(税込)で購入できるので安いものです。
タイヤの交換方法については以前記事にしているのでつぎのリンクからどうぞ。
さて、手間いらずといっても、取り外した古タイヤは処分しなくてはなりません。
行政のごみ収集に出せるのでしょうか。
ネットで検索すると「一輪車のタイヤ」を丸ごと燃やさないゴミとして回収してくれる市もあるようですが、わが市ではとくに記載がありません。
担当部署に電話をかけても、あまりに問い合わせ件数が多いのか繋がったためしがないので自分で考えるしかありません。
そこでわが市の決まりに則り、スチールのホイール(燃やさないゴミ)とゴム(燃やすごみ)に分別して出してみることにしました(2021年4月29日追記:どちらの分別ごみも無事回収いただけました)。
この記事はその分解方法をシェアするものです。
用意する工具はこれ
今回の古タイヤはごく一般的な空気入り(チューブ入り)タイヤです。車輪径356mm、車輪幅76mm。どこのメーカーであるかはわかりませんでした。タイヤのゴム部分に「NYLON TUBE TYPE 3.2513.00-8」と記載されていたので、念のため記載しておきます。
一輪車のタイヤはゴムの部分を2枚のホイールで挟んでいます。左右のホイールはネジ(ボルトとナット)で固定されています。
これを分解するにはホイール部分のネジを外さなくてはなりません。そのためスパナが必要です。
今回は以下のサイズのものを使用しました。
画像右:「14(対辺寸法14mm)」のボックスレンチ
ボルトを緩めるのに使用
画像中央:「10(二面幅10mm」のスパナ
空気注入金具をホイールから取り外すのに使用
画像左:「12×14(二面幅12mm-14mm)」のスパナ
ナットの押さえつけ用として口径部「12」を使用
※今回はボックスレンチを使用しましたが、「12×14」のスパナを2本用意しても作業は可能です。ただしさび付いて相当固くなっている場合はボルトの頭を確実にホールドできるボックスレンチがおすすめです。
ホイールのナットを固定
タイヤを立てた状態でまずナットが回らないようにスパナで固定します。
ホイールのボルトを緩める
タイヤを立て、ナットを固定した状態で、反対側のボルトにボックスレンチ(またはスパナ)を当て緩めます。
ホイール面に向かって時計(右)回りが締めつけですから、時計とは反対の方向(左)に回しましょう。
ある程度回せばあとは指で回せるようになりかんたんに外れるはずです。
こうして5つのネジをすべて外します。
タイヤの回転軸にナットが残っていたら手で回して取り外します。
これで片側のホイールが取り外せます。
空気注入金具を取り外す
反対側にはホイールとチューブをつなぐ空気注入金具がまだ残っています。「10(二面幅10mm」のスパナを使いナットを緩めホイールから金具を外し、チューブと分離します。
金属とゴムに分解
一輪車のタイヤがこれで金属部分とゴム部分にきれいに分解できました。
ゴム部分は中のチューブを取り出し、空気注入金具をハサミで切り取り仕分けました。
チューブはハサミで短く切断。
外側の固いゴムは、じつは内径の部分にワイヤーが入っており、ナイフで丸くくりぬかなければ切断できません。これが相当に面倒な作業であるため、今回はこのまま廃棄することにしました。
一輪車の古タイヤを分別ごみに分解する作業はこれで完了です。
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