わが家では夕食にお鍋をすると連れ合いが必ずといっていいほどおなかを壊します。夕べ「白菜と豚バラ肉のゴメンネ」――交互に挟んで鍋で蒸すいわゆるミルフィーユ鍋です。あまりにイージーな晩御飯のおかずであることから連れ合いが「ゴメンネ」と命名しました。昨夜は今季初の「ゴメンネ」――をしたときは、ついに僕も深夜に腹痛を起こしました。
白菜が疑わしい
原因はきっと白菜ではないか、というのが夫婦で協議した結論でした。
白菜は100g当たりの水分量が95.2g(出典:食品詳細)とほとんど水分。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の割合は1対3(出典:食品詳細)です。
排便にとって理想的な食物繊維の摂取割合は
水溶性1 対 不溶性2
なのだそうです。つまり白菜は、便にとって不溶性食物繊維の割合がやや多い。
不溶性食物繊維は水分を取り込んで便のかさを増します。腸管を刺激してぜん動運動を促しもします。便秘の方におススメだったりもします。つまりきわめて排便にとって都合がよいのです。
これを食べ過ぎたことからおなかを壊した。素人ながら納得の結論を導き出せました。なおこの結論は医療情報ではありません。あくまで体験からの推理。援用などはくれぐれも各自のご判断でお願いしますね。
翌朝はおなかにやさしいものを
深夜に30分トイレに閉じこもり腸にあるものをすべて出し切った翌朝は、おなかペコペコにもかかわらず、怖くて固形物を食べる気になりませんでした。
なにかないものかと物色して、棚の奥のほうに見つけたのがこれ。ギリシャヨーグルト・ダノンoikos(オイコス)でした。
ヨーグルトといえばビフィズス菌。流れ出てしまった腸内細菌の再生にもってこいではないですか。
そういえば「小腹を満たす」とCMで謳っていたっけ。しかも好きなマンゴー味。パッケージには「脂肪ゼロ」「高タンパク質」と書かれています。これはもしかしたらおなかにやさしくて腹持ちもよいのではないか。僕はこれをちょっと湯煎して冷たさを取り除き、少しずついただきました。
するとなんということでしょう。なかなか調子がよいのです。おなかが満ちて、元気が出てきました。繰り返しますが、これは病気を治すという効果を言っているのではありません。おなかを下し切った最悪の状態から、それ以上ひどくはならず、とりあえず食物をおなかに貯めることができましたよ、というご報告です。
僕はこのヨーグルトのおかげで、当日の午前いつものようにパソコンに向かい仕事を乗り切ることができました。お鍋でおなかを壊した翌朝にダノンoikos(オイコス)、助かりましたよというお話でした。
こちらは記事で紹介した「マンゴー&パッション」味ではありません
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