わが家は毛足の長い猫を宅内で飼っています。こちら、パステルミケ娘様です。
どこでもお構いなしにゴロンとなるので、この猫用ベッドはもちろんカーペットカバー、いすカバー、猫用の敷物などにたくさんの抜け毛が付着します。
従来洗濯するだけではなかなか落とせなかったのですが、今回洗濯槽にアレをいっしょに入れるだけで、劇的に落とせたのでご報告します。
アレとは、意外や意外、キッチンで使用する食器洗い用スポンジです。わが家では猫でしか試していませんが、柔らかく長い毛の動物ならきっと効果があると思われます。
使用するのは普通のスポンジ
使用するのはスーパーで売っている普通の食器洗い用スポンジです。こちらは5個入り97円で購入してきました。
形状と素材はスポンジ面(ポリウレタンフォーム)が波型で、硬い部分は研磨剤入り不織布(ポリエステル)。サイズは約11×6.5×3.5cm。ポイントは波型のスポンジと硬い部分があることです。スポンジの目は毛をキャッチするのに細かいほどよいようです。
適した布
綿など丈夫な素材でできた廉価な布製品に限ります。まちがっても衣類や高級品には使用しないでください。スポンジにも「台所用品以外のものには使用しないでください」と注意書きがあります。ご使用に当たって万が一損害が生じてもそらよりブログは一切責任を負いません。ご自身の判断でご使用ください。
なお今回、僕はいずれも185×185cmの夏用カーペットといすカバーに使用しました。
スポンジの使い方
特別なコツなどありません。洗濯槽に二つ、ポンと放り込むだけ。選択モードも洗剤もいつもどおりです。
洗濯機は強いて言えばドラム式がベストでしょうか。ドラムの回転によって布をたたき洗う際、スポンジが強く布にこすれて、毛を抜き取ってくれるでしょう。
スポンジの効果はこのとおり
洗濯直後のスポンジの状態です。角が変形するほど何度も強くこすりつけられました。おかげでびっしり毛をキャッチしています。
スポンジ面もこのとおり。人間の髪の毛もスポンジの穴でからめとっていました。
スポンジから毛を軽くむしり取ってみました。もう1~2回は使えそうです。
これだけ取れました。
下の画像は外干しして乾いた状態の夏用カーペットといすカバーです。
100%とはまいりませんが、ほぼきれいに毛を取り去ることができました。
洗濯後にコロコロで掃除してもまったく効果がなく、いままであきらめていた猫の抜け毛ですが、これですっきりしました。わが家はキッチンのスポンジでお安く解決です。
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