黄色い小動物のゲロのような粘菌のかたまりを畑で発見

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2021年5月11日午前8時15分頃、天候曇り、気温18.5℃、湿度78%、東の風4m/秒。前日と前々日は最高気温25℃弱、最低気温15℃前後と7月並みの季節外れの暖かさを記録した関東南部の家庭菜園に、突如謎の物体が出現しました。

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薄オレンジ色の幅およそ20cmの柔らかそうな塊です。最初は何か小動物の吐しゃ物かと思われました。
しかしそれにはどうも外見が均一で消化不良の様子は伺えません

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恐る恐る小枝で掻き取ってみると、これがさらに不気味な黄色い均質な物質でできていました。
動物の吐しゃ物であれば、何か消化できなかった食物の痕跡があるはずですが、塊は一切見えません。
黄色い小麦粉があるとすれば、それを自立できるぎりぎりの柔らかさまで練った状態というのがぴったりかもしれません。
本当にいままで見たこともない物体です。

ここは日当たりのよい家庭菜園です。昨年築150年以上の茅葺屋根の古民家を解体し、廃棄物として出た萱を畑の肥料に同年秋ごろ埋めました。この物体はそのすぐ近くに姿を現しています。
昨日夕方訪れた際にはまったくなかったので、恐らく昨晩発生したのでしょう。

どうにも気になりネットで手がかりを検索してみました。
どうやら変形菌の一種で「ススホコリ(Fuligo septica)」というもののようです。
長時間撮影し早送りすると動いているのが観察できるそうですが、目視では微動だにしていません。
およその正体が理解でき少し安心しましたが、さてこれを撤去すべきか、どこに捨てるべきか、それもまた悩ましい限りです。
珍しいもののようなのでシェアしてみましたが、いらん情報でしたかね。気持ち悪くてごめんなさい。

ススホコリと判断した情報源はこちら

ススホコリ | 但馬の情報発信ポータルサイト「但馬情報特急」

さて、最初の発見から1ヵ月後の本日2021年6月11日、またススホコリが発生しました。

今回は2m以内の範囲に2ヵ所。畑一面がこれに覆われたらちょとコワイ。

また発生したら、ここでご報告しますね。

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