アイロン台は粗大ごみ?分別ごみ袋サイズに解体してみた!

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20年以上使ってきたアイロン台を処分することにしました。金属製の台自体はまだまだ使えそうです。でもアイロンを当てる布とクッション部分がボロボロでもういけません。バスタオルを挟みだましだまし使ってきましたが、さすがに替えようということになりました。

さて処分することになったこのアイロン台は粗大ごみでしょうか。

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長辺のサイズを測ってみると90cmでした。

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市指定のごみ袋に入れてみると

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半分以上が袋に収まります。でも口についているベロを結び封ができるかは微妙。指で引っ張りていねいに伸ばしてみても切れるか切れないかの瀬戸際です(40リットルサイズは特に引き伸ばしにくい!)。

さて、どうしましょうか。

 

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ごみ袋で捨てられる自治体がある

自治体のホームページを調べると

半分以上の長さが有料ごみ袋に入らない場合は「粗大ごみ」
出典:東京武蔵野市ホームページ ごみ分別表

とあります。逆に解釈すれば、半分以上が収まればよいということになります。

ほかの自治体はどうか、調べてみると

半分以上が指定収集袋に入り、口が結んであれば大丈夫」とするところが多くありました。

う~ん、先述のとおり、今回は口が結べるかは微妙です。たぶんうちの自治体も言外に「口は結ぶべし」と定めているに違いありません。

一方、指定収集袋を貼って出すという自治体もありました。

傘やバットなどの長い物 6~10本まで S袋(10リットル)1枚
出典:東京三鷹市ホームページ 貼っていただく指定収集袋の目安表

ズバリ「アイロン台」という例はありませんでしたが、たぶん上記の引用例で大丈夫ではないでしょうか。

しかし、うちの自治体はこうではありません。

悩んだ末に僕はアイロン台の解体に挑戦することにしました。

 

使用した道具はこれ

今回はつぎの道具を用いました。

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・ニッパー:メッシュ部分の針金を切ります。先端が尖っていることが必要です

・ペンチ:メッシュを引きはがし、のこぎりを差し込みやすくします

・金属用ののこぎり:細目と粗目がセットになっています

 

全体を観察し突破口を探す

まず、構造をチェックし、どこから手を入れるか、かんたんな解体計画を練ります。

総体は固いスチール製。外枠はU字で強度を出し、メッシュ部分を支える背骨と脚はパイプ形状となっています。

ネジ留めされている場所があれば、手っ取り早いのですが、さすが20数年もの耐久性を示したアイロン台です。接続部はすべて溶接されていました。

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どうやら真ん中から切断するという正攻法で挑むしかないようです。

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外枠が上下2ヵ所、パイプが4ヵ所の切断になります。

 

金属用のこぎりの使い方

刃を入れやすい外枠から切断します。

今回用いた金属用ののこぎりは細目と粗目がセットになっています。これを小まめに差し替えることで切断の効率をアップさせることができます。

まず細目で切り口を作ります。

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これで刃の当たりが安定します。

つぎに刃を粗目に替え、なるべく水平に引きます。

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縦に切ると刃が引っかかりやすくなります。しかし水平に接地面がより広くなるように切っていくとスムーズに切れます。

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金属のメッシュを必要な部分だけはがす

外枠の2ヵ所を切断したら、メッシュを支えているパイプ4本に切れ目を入れます。ただし、それにはメッシュが邪魔です。まずこれを引きはがします。

ニッパーで適当な大きさに針金を切っていきます。

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針金を切ったらペンチで折り曲げ、穴を空けます。これでのこぎりの刃をパイプに当てられるようになります。

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4ヵ所すべてに穴を空けます。

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外枠の切断部分はペンチで引きはがします。これで外枠に接しているパイプものこぎりの刃が当てられるようになりました。

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パイプは側面に切れ目を入れるだけ

最後にパイプを切ります。ただし完全に切断する必要はありません。同一方向に切れ目を入れれば、折り曲げるだけでテコの原理でかんたんに切断することができるからです。

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切れ目を下に向け、段差に立てかけ、足で蹴るだけで折れます。

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ふたつに折ったことで40リットルのごみ袋に悠々収まりました。これでスッキリです。

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