夏もお盆近くになりますと、さすがにざるそば、そうめん、冷や麦のたぐいはあきてきます。そこで目先を変えてオリジナルの温かつけダレを作ってみました。濃厚で甘みたっぷり。夏バテ気味で食欲不振の方や冷房でからだが冷え切ってしまった方にも、ぜひお試しいただきたい一品ができあがりました。
お昼に連れ合いと娘に振る舞ってみたところ絶賛の嵐。いつもは辛口な女王様たちが「お店が出せる!」と、かつてないほど褒めるので、ここは舞い上がりついでに、みなさまにそのレシピをご披露させていただきます。
さらに一度作れば二度おいしい。残った汁を、煮卵に活用してみたので、そちらのご報告も。
美味しいつけダレのレシピと作り方
ただの料理好きが思い付きで考えた分量です。たまたま飛び切り美味しくできただけですので、お料理の専門家が見たら間違っている部分があるかもしれません。諸先輩方は処々正しながらお試しいただければ幸いです。
分量(3人分)
鶏もも肉 適量
長ネギ 1本(白い部分)
水 250ml
和風だし 2.5g(標準的なスティックの半分)
★しょうゆ 大さじ7(おたま1.5)
★みりん 大さじ5(おたま1)
★酒 大さじ2.5(おたま0.5)
★砂糖 大さじ1
作り方
1.鶏もも肉、長ねぎを食べやすい大きさに切っておきます。
2.水を沸騰させ、1を投入し、アクを取りながら煮ます。
3.鶏もも肉に火がとおるまで煮る間に★を合わせておきます。
4.和風だしを入れ、★を投入します。
5.いったん中火で沸騰させ酒を飛ばします。沸騰したら弱火に変え、4分ほど煮込みます。
6.長ネギにタレがしみ込み、いい感じにしなったらできあがり。熱々を器に注ぎ、つけダレとしていただきます。
美味しい煮卵の作り方
さて、つけダレは3人前作りました。でもじつは今回そばをいただいたのは二人でした。なべに1人前分のタレがあまる計算です。そこに食べ残しのタレを加え(夫婦だからできる所業)、煮卵の汁にしてみました。
1.合わせた残りのタレを一度沸騰させます。
2.ゆで卵を作ります。
卵のなだらかなほうにコツンとヒビを入れ、楊枝で軽く穴を開けます。
お好みの固さに茹でます。ときどき回転し、まんべんなく湯につかるようにします。そらよりは固ゆでが好きなので10分。
茹で上がったら厚手のタンブラーに水を入れ、片手で口をふさぎ、壁に当てるように強く振ります。
すると細かくヒビが入り、するっとかんたんきれいに殻をむくことができます。
3.ゆで卵を汁につけます。このとき半熟卵が好みの方は汁の温度にご注意ください。熱すぎると中まで熱が通り半熟部分が固まってしまいます。人肌程度に冷めるまでお待ちください。
汁にまんべんなく卵を浸すにはジッパー付きの食品用ポリ袋が便利ですが、今回は先日購入したばかりのセリアの「楽ちんパック」を使ってみます。
殻をむくときにちょっと強く振りすぎたせいでしょうか、白身に割れ目が入ってしまいました。ここはご愛敬。
4.フタをして冷蔵庫に
途中で1回「楽ちんパック」を裏返し、タレがゆで卵にまんべんなく浸かるようにします。中の水分がこぼれない構造ですが、万が一に備えトレーを下に敷きました。
5.およそ6時間でできあがり。
よろしかったら、ぜひお試しください。
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