首が曲がり頭を支えられない?5000円以内の首サポーター(コルセット)を使ってみた

necksupporter09くらす
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2020年3月初旬、実家の低すぎるキッチンに立ち続けたのが悪かったのか、年明け直後の荒れ地の草刈り重労働が祟ったのか、首が曲がって頭を支えられなくなってしまいました。

頭を前にちょっと下げるだけで、首の後ろ頸部中央から後頭部と肩に鈍い痛み(圧迫感)が走り、頭が直角に真下を向いてしまいます。その中間で頭の角度を固定するのができないのです。

その不具合をなんとかカバーできないかと考え、注目したのが首サポーター(コルセット)でした。

いくつか試してみてコストパフォーマンス的に満足に至る商品に出会ったのでご紹介します。

なお、ここにご紹介する商品は医療器具ではありません。そのため首の曲がりを治癒するなどの効果は一切謳っていないことを予めご承知おきください。

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100均のエア枕(トラベルピロー)

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最初は首サポーターではなく100均のエア枕で急場をしのぎました。

3月中旬に久しぶりにつれあいのいる東京の家に戻った際、僕の異様な首曲がり姿に驚き「とりあえずこれでも使っとけ」と購入してきてくれました。

その形状からご想像いただけるように、そもそもが旅行やビジネスなどの移動中の車内での仮眠用途に最適と思われる商品です。

僕はこれを首の後ろから差し込むのではなく、前から挿入し、顎で挟むことで首を支えました。

なにも道具を持たなかった僕にとって、これは大きな助けとなりました。

しかし顎で支えるという行為は、パソコンやスマホをいじる程度なら問題ないのですが、調理や庭作業などでは大きな障害となってしまいます。そしてその耐久性もすぐさま限界がきてしまいました。

使用開始から1ヵ月足らずで空気がみるみる抜けるようになってしまったのです。僕はここに至り「ちゃんとした首サポーター」を手に入れようと決意したのでした。

肌ざわり良好なスポンジ製首サポーター

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Amazonで最初に購入した首サポーターは「GANPU 首 サポーター ムチ打ち 首こり 解消 着脱 簡単 男女兼用(ブラック)」というものでした。

2020年4月12日時点での購入価格は1080円(消費税10%込)。100均のエア枕と比べると大きな出費でしたが首サポーターの部類では格安ともいえる商品です。

後ろにあるマジックテープで着脱や締め付けの調整がかんたんにでき、最初はとにかくもう顎で挟まなくてよい快適さに感謝するばかりでした。

しかし使用しているうちに、どうにも解決しようのない不都合に突き当たりました。

商品説明では「厚さ8~10cm」「首を支えるに充分な厚み」とあるのですが、なにせ全体がスポンジ素材でできているため僕の大きな頭の重さでつぶれてしまうのです。

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指でつまんでもこの通り。厚さ2cmまで縮みます。頭の小さな女性ならどうなのかわかりませんが、僕には首を支える効果が物足りませんでした。

メッシュの通気性良好タイプ

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4月下旬に近づき気温も上昇。スポンジタイプの首サポーターではどうにも暑くてしようがなくなりました。

そこでAmazonで通気性の高いメッシュタイプのものを2種購入しました。

そのひとつが「magicoLabo ネックサポーター メッシュタイプ」でした。2020年4月22日時点での購入価格は1809円(消費税10%込)。スポンジ素材のものよりややお高めです。

さっそく使用してみると最初はその固さに違和感を感じました。しっかり支えようとややきつめに巻くと、顎にサポーターが食い込み痛くもありました。

しかしそのサポート感は大幅にアップ。しばらく使用し、締め付けや食い込みに慣れてくると、とても使いやすいと感じるようになりました。メッシュ素材ですからね。通気性に優れている。洗剤を付けての手洗いがかんたんですし、乾きもよい。「もうひとつ買い足しておこうかな」とさえ思いました。

しかし3週間あたり使ったところからでしょうか。異変に気付きます。

なんと顎を支えるべき部分が折れ曲がり縮んでしまっているのです。手でつぶしてみるとやはり2cmほどの厚さしか確保できていません。道理で首を支えるのに辛い日がまだあるな、と感じていたわけです。原因はこの縮みでした。

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メッシュタイプの高価格品

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前記のものと同時に高価格品も勇気を振り絞って購入してみました。100%満足できるものではありませんでしたが、これより高額な商品と比べると、コストパフォーマンス的には充分な価値を提供してくれる商品と言えます。

それは「アルファックス お医者さんの首サポーター Fit(フィット)」です。2020年4月22日時点での購入価格は4180円(消費税10%込)。今回最大の投入額です。

同じくメッシュタイプのものですが、特徴はなんといってもパーツがふたつに別かれていること。それを重ねて首に巻き付けることにより2重にサポートしてくれます。

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この頑丈さにはとても心強いものがあります。木に登り上部の太い枝をノコギリで切断するなどそれなりに激しい運動でも、しっかり首を支えてくれました。

ただ1点、残念な点は、2つのパーツをマジックテープで合わせることで本来「最長約11cm」の厚さが保たれるはずが、使っているうちにマジックテープの強度が薄れ7cm程度まで縮んでしまうことでした。ただそれでも2cmまで縮んでしまうことと比べたら大きなアドバンテージです。7cmでも僕には十分なホールド感が得られました。

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もちろんこちらもメッシュタイプなので洗濯が容易です。

で、どれが結局おすすめなのか

価格はこのなかで一番高額ですが、やはり「アルファックス お医者さんの首サポーター Fit(フィット)」です。首を支えてくれる機能を十分果たしてくれる商品であることを考えれば4000円超えでも納得できます。

現在僕は「アルファックス」をメインで、それが洗濯して使えないときは1日だけ同じメッシュタイプの「magicoLabo」を使用しています。でもそろそろ「アルファックス」を買い足そうと考えているところです。

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