小さい孫娘に好かれたいおじいちゃんは統計データをもとにピンクを着た!

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同じ「おじいちゃん」なのに差がつくのはなぜ?

僕には2歳2か月の孫娘がいます。長男夫婦とは別居ですが、月に一度は里帰りし、孫娘の顔を見せてくれます。

もっと小さいころはこちらに顔を向けるのも嫌がっていましたが、最近は「おじいちゃん、抱っこ」とまで言ってくれ、テレビといっしょに踊るダンスがうまくいったあとなどにはハイタッチを求められるほどの仲良しです。

一方、あちら(お母さん方)のおじいちゃんはいまだに不人気だそうで、抱っこはおろか、お菓子をあげると言われてもおじいちゃんが視界に入るだけでダメで、お母さんの肩に顔をうずめて手だけ後ろに出すという始末だそうです。

満面の笑みで、僕と同じように素っ頓狂な声でご機嫌を伺いますが、いっこうになびいてくれません。

さて、この違いはどこに原因があるのでしょう。

僕は服の色ではないかと踏んでいます。

 

小さい女の子は何色が好き?

小さい女の子はどんな色を好むのでしょう。残念ながら2歳未満の子の一般的な傾向をネットでみつけることはできませんでした。

しかし2歳から3歳の子どもにはつぎの傾向があるとされているようです。

個人差はありますが、赤や黄色などはっきりとした明るい色を好む子が多いようです。

出典:meiji 2歳~3歳のお子さまの発育と発達

たしかに乳幼児向けの絵本やおもちゃを見ても、そんな色合いです。

さらに年齢を上げると、はっきりとした好みが表われることがわかりました。

3~6歳の女児の好きな色は圧倒的にピンク
女の子の傾向を見ると、全体でもっともスコアの高い「ピンク」は、3-6才では86.6%と際立って高くなっています。

出典:ビデオリサーチ「オープンカフェ」

さらに幼稚園の年少児(満3歳)に対して行った別の調査ではつぎのような結果が出ています。

年少児全体については,赤色と黄色が最も多く好まれ,暖色系の色が好まれることがわかる。嫌いな色については白色が最も多く,無彩色で4割強を占めている。
これらのことから,年少児は男児,女児ともに暖色系が好まれ,寒色が好まれないという特色が明確に結論できる。

出典:「幼児の嗜好する色彩特徴」森俊夫、齋藤益美、梶浦恭子(岐阜女子大学附属図書館)

ネット上での信頼できそうな見解を総合すると

2歳からの未就学幼児は赤や黄色の暖色系を好む
白を筆頭とする寒色系は好まない
3歳~6歳の女児は圧倒的にピンク好き

ということのようです。

 

やさしい雰囲気の演出

話を僕のケースに戻します。

あちら(お母さん方)のおじいちゃんの服装の傾向を分析すると濃紺や黒などのチェック柄が多いように見受けられます。

目鼻立ちの整ったハンサムタイプのお顔で中肉中背のやさしいおひとなのですが、孫娘ちゃんのうけはいまのところまったく芳しくありません。

一方、そらよりは孫娘ちゃんの前では意識して赤いチェックやピンクのシャツ、派手な色合いのアロハなどを着るようにしています。

たぶんこれが「やさしい感じの雰囲気」を醸し出しているのだと思います。

もちろん前日はお風呂でしっかり洗髪、ヒゲをそり、当日も整髪料はいっさいつけず「オーガニックなおじいちゃん」でお迎え。黒ぶちの眼鏡も外し「愛されおじいちゃん」を徹底して演出しています。

すると顔は鬼瓦権蔵、体はぽやぽや金太郎でも、孫娘ちゃんは、ほかの家族が「汗でばっちいからさわっちゃだめ」と注意するのも意に介せず、頭をなでなでしてくれるのであります。

たぶんあちらのおじいちゃんも洗髪、ヒゲ、整髪料、眼鏡くらいは意識しているはず。つまり僕の明るい色の服が相当の威力を発揮している証拠といえるのではないでしょうか。

 

孫ができたらダンディよりファニー

もしもあなたがおじいちゃんで、小さく可愛い孫娘さんがいらっしゃるとしたら、ここはファッションの好みがどうのこうのと言ってる場合ではありません。数十年続けてきたダンディの暖簾を外してでも手に入れるべき価値がそこにあるのですから。ぜひ赤や黄色、ピンクの服を召されることをおすすめします。

 

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