家電の寿命というのは突然訪れるもので、これまで便利に使っていたふとん乾燥機がこの度お亡くなりになりました。春の訪れまで、まだしばらく時間がかかりそうなこの時期、ふとん乾燥機のない生活はいささか厳しいものがあり、新規購入の運びとなったのでありました。
連れ合いのたっての希望で機種は「アイリスオーヤマふとん乾燥機カラリエKFK-C1」に決定。布団の間に敷かなくてはならない袋(マット)が不要である手軽さと部屋間の持ち運びがラクなコンパクトサイズが決め手でした。
さっそく価格.comをチェックすると最低価格帯で1万数百円(送料込/2016年1月中旬)で販売中。しかし在庫切れで入荷まで1ヵ月から2ヵ月待たなくてはなりません。どうやら人気の商品らしいです。
こうなると俄然手に入れなくてはと思ってくるのが庶民のクセ。いてもたってもいられず近所のヨドバシカメラに駆け込みました。じつはそらよりヨドバシのカードを持っており11%のポイント還元が適用できる。多少高くてもなんとか納得できる買い物ができるのでは、と思っていました。しかし、残念ながらこちらも在庫ゼロ。いつ入荷するかわからないと言うではないですか。しょんぼり諦めかけていたところ、我が連れ合いのしぶといこと。「ヨドバシのネットはどうか?」と閃きます。で、検索すると在庫がある! さっそくポチッとし、念願の商品を手に入れました。
小さくて快適、そして収納上手!
1月28日9時半に注文し、30日9時前に配達。早いぞ、ネット! これこれ、これが欲しかったアイリスオーヤマのふとん乾燥機。
さっそく箱から取り出してみました。サイズはこんな感じ。
これまでお世話になっていたのは三菱電機のAD-E200。隣りに置くと、コンパクトさが際立っています。
付属品のくつ乾燥アタッチメント(左)とアロマケース・脱脂綿(右)。なんと乾燥だけでなくアロマエッセンスの香りを撒くこともできるんですね。
ところで電源はどこ? コードが見当たらないと思ったら、こんなところにきれいに収納されていました。布団乾燥機はオフシーズンの収納がじつは悩ましいところでした。従来、専用のトートバックを用意し、本体とむきだしの電源ケーブル、袋を収めていました。これならもう本体だけをしまっておける。これはかなり便利です。
さっそく使ってみた
まずアロマケースをセット。オイルは脱脂綿に1滴垂らすだけ。ホースの先端にカチッと留めます。
本体は枕元に横置きします。ホースを伸ばし、布団をかけ、周囲を指先でつまみ、ちょこっちょこっと浮かせます。布団を本体の輪っかの部分に食い込ませる(左)のも忘れずに。これでセット完了。
スイッチパネルの操作も簡単でした。基本は①「モード選択」から「冬/約65℃60分」「夏(送風仕上げ)/約65℃60分+送風20分」「あたため/約65℃20分」「ダニ/約65℃100分」のいずれかを選び、②「スタート」ボタンを押すだけ。
取扱説明書を見ると上で説明した自動運転の操作(①-A)のほか、①-Bの二つのボタンで手動運転も可能です。
乾燥が終わったら本体を布団から外します。袋がないので、これも簡単&スピーディ。持ち運びも取っ手があるのでラクチンでした。アイリスオーヤマ気が利いてるな、と思いました。
小さく袋もないから寝室の隅に置いても見苦しくない。
さて肝心の寝心地は
今回使用したのはダブルサイズのベッド。掛け布団は十年物の羽毛布団です。低温が続いたので掛け布団の外干しは年末から行っていません。また電気毛布は苦手なので不使用。そのため就寝時にひやっとしていました。
「冬」モードで乾燥し、およそ1時間後に布団に入ってみた結果、肌触り、温度ともにとても快適でした。完璧な寝心地を100点とすると、肌触り、温度に90点、初めてのアロマ乾燥にプラス5点、合計95点は差し上げられる満足度です。これまで加湿器でアロマを香らせていましたが、アロマ乾燥を掛けた夜はもういらないですね。
では足りない5点は何か。従来の袋のあるタイプの布団乾燥機は、より広い範囲まで高い熱が伝わっていました。袋がない分、その範囲がいくぶん狭まった感じがしました。ただしそれが大きなマイナスになるのかというと、そうではなく、十分許容範囲に収まるものでした。足先まで熱々にしなくて良いのです。ほどよい温かさが得られればそれで結構。過剰な機能を要求するのではなく、使い勝手の良さを大切にするなら、袋なしは大正解だと思いました。
結論。「アイリスオーヤマふとん乾燥機カラリエKFK-C1」は快適そのまま、暮らしの無駄を省いて新しい、手間を掛けたくない人に最適な家電です。
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