災害に備え4リットルの空ペットボトルに水道水を備蓄しています

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空ペットボトルのリサイクル

晩酌に甲類焼酎をいただいています。毎日飲むので買い替えが最小限ですむように4リットルサイズのものを購入しています。健康を考え1日1合前後までと決めており、そのためおよそ20日に1本のペースで空ペットボトルが生まれています。

 

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従来はキッチンバサミで切り分けリサイクルゴミとして出していたのですが、東日本大震災後は断水の際の生活用水(水洗トイレや食器洗い、衣類洗濯など)の備蓄容器として水道水を入れ保管しています。

お風呂もお湯を張り替える直前まで貯めていますが、さらに余裕を持ちたいという考えからです。給水車のお世話になる際は持ち運び用の容器にもなりますからね。

なお水道水は長期保管を目的に供給されていません。飲料用の水は市販のものを購入しましょう。東京都が作成、各家庭に無料配布した「東京防災」によると「夫婦と乳幼児1人、高齢女性1人の4人の家族構成」の場合、「被災地の経験から」「水(飲料水、調理用など)2リットル・12本」が「常にキープしておく分」と記されています。

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出典:「東京防災」東京都

一般にスーパーなどで販売されているミネラルウォーターは賞味期限が表示されています。これは決して水が腐ったり、異物が混入することなどによる衛生上の問題から定められたものではありません。じつは計量法への抵触を避けるためなのです。ペットボトル容器には微細な孔が開いていて絶えず水分が蒸発しています。そのため内容量が減少し、一定の年数を経過すると定められた容量に満たなくなってしまうのです。自宅に保管してあるミネラルウォーターが賞味期限を過ぎても容器の成分が溶け出して飲めなくなるという心配はほとんどないといってよいでしょう。

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わが家では生活用水の保管ボトルには油性ペンで水を入れた日付を記入しています。そして古くなったものは観葉植物の水やりなどに使い、新鮮な水と入れ替えています。生活用水とはいえ、変なコケが繁殖したり虫がわいたりしたらいやですからね。水を入れ替えたら、またその日付も記入します。

それらは納戸や戸棚の隙間、机の下など部屋の目につきにくいところどころに隠されています。さきほど数えたら26本ありました。計算すると104リットル分です。さすがに置くところもなくなってきたので、この頃は古い容器は捨て、新しいものと取り換えるようにしています。

小さな災害対策ですが、これはこれでなかなかの安心感が得られるから不思議です。もしもお宅に“安酒のん兵衛様”がいらっしゃいましたら、ぜひ、の実践をおススメします。

 

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